低影響開発とはなにか

公開日 2008年11月22日 最終更新日 2018年1月24日

低影響開発による利益

 

●環境利益●

 

  • 自然の水循環サイクルを助長する
  • 造園(庭・湿地)からの流出量と流出水位を保つ
  • 河川の水位が高くなるのを防ぎ、洪水を防止し、魚類と野生動物環境を保護する
  • 降雨流出中の汚染物質を減らす
  • 甲殻類の繁殖地域や海岸が細菌汚染しないよう保護する
  • 樹木や他の植物を保全または回復する

 

●開発者の利益●

 

  • 敷地配置計画や降水装置の設置や改造に、新しい選択を提供する。
  • 降雨処理施設の建設コストを削減する
  • 魅力ある近隣地区を生み出すのに役に立ち、敷地建物がより速くプレミアム付きで売れる
  • 降水池を縮小し、その面積を他の多様性のある価値あるものを生み出すのに利用できる
  • 降水処理費用を縮小する

 

●地方自治体や地域社会の利益●

 

  • 洪水を防止する
  • 河川や、野生生物の生息地、海洋生物の生息地を保全する
  • 飲料水供給を維持する
  • 降水処理施設の維持費を縮小する
  • 道路、縁石、樋、他の基礎設備の低コスト化を行う
  • 地域社会の外観と美的価値を上げる
  • 敷地の資産価値を上げる
  • コスト効率の良い都市の装置の近代化に対して新しい手法を提供する
  • 下水処理施設の費用を削減する

 

資料) (c)Puget Sound Action Team, office of the govemor , State of wathingoton.