2018年1月発行のエコケミストリー研究会・会報誌No.147に雨の庭TMについて、当協会代表理事の小出兼久が寄稿している。内容は、雨の庭TMの成り立ちからその汚染物質除去のメカニズム、それに伴って生じる諸問題(蚊の対策や汚染物質除去自体の課題など)への対処法などについてで、わずか3pではあるものの初心者にもわかりやすく説明している。以下は、そのタイトルと冒頭の文章である。
雨の庭TMとその諸問題-汚染物質除去と蚊の対策
1.はじめに
雨の庭TMは、グリーンインフラストラクチャーという都市基盤形態の一つであり、雨水の管理を目的として設置されるもので、20世紀末の米国で生まれた低影響開発という概念の下で発展してきた、硬質な舗装面を流出する雨水を導いて浸透させるランドスケープ装置である。ここでは、米国の事情を基に雨の庭TMの概略とそれにまつわる課題について述べたい。
以下内容全文(PDF)
雨の庭TMとその諸問題-汚染物質除去と蚊の対策 小出兼久,『化学物質と環境』※No.147(2018.1),p10-12.
コメントを投稿するにはログインしてください。