|
●第一部セッション主要意見の記録は こちら ●第二部セッション主要意見の記録は こちら
都市計画・開発、建築、緑化事業の担い手である為政者、建築家、ランドスケープアーキテクト、デザイナー、植木生産者、学識経験者等が一同に会し、参加者も交えて「本音」と「問題」を提示し一日徹底討論することで、予想とは違う大切な話題が飛び出たり、思いもよらぬ視点に出会ったり、意外な結果に辿り着いたりといったセレンディピティを期待する初めての試みを行いました。
当日は多数の参加をいただき、参加来場者78人、メールでの参加も31件と、話題提供者、一般参加者の方とともに、熱気にあふれた議論が行われました。また、炭やきの実践と研究の第一人者である杉浦銀治先生の特別講演もありました。
80歳を超えた今も国内から海外まで忙しく飛び回っている杉浦先生から、ランドスケープと炭という一見かけ離れたような関わりですが、炭の効用から環境に対しての大切な視点を、時には面白おかしくお話いただき、出演者からは閉会後も杉浦先生への質問が相次ぎました。
ひとつの結論を求めるのではなく、緑に関わるあらゆる人達から各々違った意見が出たことは、新鮮な驚きでもあり、また意見を言い足りない、あるいは日本のランドスケープの未来を憂う意見も出たものの、こうした第一歩を踏み出したこと自体、有意義なものであるとの主演者・参加者からの意見も多く寄せられ、またこのような企画の開催への要望の声も聞かれました。
|