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ここではソーラーパワーを電源としたワイヤレスの潅水システムを紹介する。固有名詞になるが、あくまでも一例である。参考にされたい。
アクアテラは、最高5マイル離れたところまで信号を送ることのできる唯一の無線、ソーラーパワー潅水システムである。
このシステムは、水使用をより正確に管理してくれる。ワイヤレスで信号伝送を現場で行う地下ワイヤーを用いなくて済むために潅水設置の費用を減らす。
土壌センサーは、オプションだが、これは必要な時だけ、潅水スケジュールによって定義されたとおりに、潅水を行う。土壌センサーによって補完水の保全が可能と成る。
ワイヤレスなことは、埋設に関する設置費用を抑えるだけでなく、例えば動物によってワイヤーケーブルが切断されるなどの二次的被害とそれによる損害からも守ってくれる。
アクアテラシステムは、どのように機能するか
すべての種類のACまたはDC商用のコントローラで作動する。ラッチング・ソレノイドによるいかなるサイズの電気弁でも動かす。送信機(トランスミッター)は電力で商用の潅漑コントローラまたはPCから生じる指示を伝えるものである。
送信機は、アンテナから独自にコード化されて冗長な信号を送り、最高96の弁を制御することができる
信号は、道路、渓谷と河川を横断して受け取ることができる。
独特の無線通信設計によって、木、丘、フェンス、建物などの障害物のまわりでも無線送信が可能である。
このシステムを使うためには特別な無線許可は必要でなく、また、携帯電話の経費も要らない。
レシーバーが信号を受けとると、それは制御弁のソレノイドを動かす、それだけである。
単独で1つ、2つ、4つあるいは、8つの弁を作動させることができ、それぞれのレシーバーは小さな太陽電池板で連続的に再充電されるバッテリーで動く独立型装置である。
レシーバーは太陽光なしでも数週間機能する。そして、充電式電池で電源を取った場合には最高で5年持続する。農業利用の際によく見受けられるのは、レシーバーが短いポールに取り付けられる光景である。
芝生に使われる際には埋設され、地方自治体の使用の細は、心ない破壊者を防止するためにロックされた箱の表面に載せられる。
ジェリー・ピサーノ、アクアテラ社のCEOによれば、配線システムとの比較によると、アクアテラはより短時間で設置ができ、長命でメンテナンス頻度も低く、多くの場合、初期費用も設置費用も低くて済むと言っている。
既存の手動シのステムの自動化を考えているならば、無線への転換は最も低費用かつ最速で完全な自動潅水を達成する方法であるといえよう。
土壌水分センサーによるアクアテラシステムは、世界中至る所で水保全プログラムによる補助金の資格を得ている。
この資格が適用されるかどうかは、地元の政府に確認をすればよい。(*注:日本ではまだない)
アクアテラについて
アクアテラは、水の効率的利用を促進する製品によって、作物と芝の品質と一貫性を向上させる。
土測定機器、そして、同社が設計するワイヤレスの遠隔制御装置は1985年以降世界中で使われている。

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