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> 最新号 | ||||||
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>> 世界ゼリスケープ事情 | ||||||
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| ■カナダ編 ブリティッシュコロンビア州バンクーバー市 |
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今まで取り上げてきたカナダは、アメリカに次いで最もゼリスケープを推進している国のひとつといえる。アメリカに比べ比較的降水量が多く、元来緑資源が豊富だと思われているが、特に近年、ゼリスケープ=ウォーターワイズガーデンが注目を集め始めている。活動主体は、政府というよりは市レベルで、バンクーバー市の取り組みでは、市民に向けて節水を呼びかけ、3市共同で作られた外郭団体がウォーターワイズ・デモンストレーションガーデンを運営している。実際にそこを訪れてみたが、耐乾性植物の紹介、雨水タンクの設置と庭への灌水の雨水利用の呼びかけ、その他非水洗トイレ、コンポスト、ワーム・ビン*、ドリップ式灌水システムなど、アメリカ各地で展開されているウォーターワイズ・デモンストレーションガーデンに見られるものに準じた内容であった。連日山火事報道**がされ、市民もキャンプファイヤーが禁止されるなど、今年の異常気象ともいえる高温・乾燥が、市民の節水意識を高めているとは皮肉な結果とも言えるが、今、特に水が豊富だと思われている地域でもゼリスケープが広まっていく背景には、そんな気象環境も関係しているようだ。 |
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プロジェクト実施団体 Water Conservation Program↓ |
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| 取材/写真:平松宏城 構成:JXDA | |||||||
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