2020年度岡山勉強会:新時代のランドスケープレジリエンス~第1回:第一部ヤンゲールの手法、第二部LID植生理論~

公開日 2020年1月11日 最終更新日 2020年1月24日

令和の幕開けとともに、JXDA,日本ゼリスケープデザイン研究協会は、建築、ランドスケープ、造園、園芸の分野において新たな一石を投じる活動を始めます。

 

岡山では、持続可能な社会の実現と維持のために、2月から研修会を実施します。今回は二部構成で、第一部は温故知新-つまり先駆者から学ぶことで現代の課題を考える講座であり、第二部は持続可能な社会の達成=都市のレジリエンス戦略を、気候変動対策としてのランドスケープ的解決策に求める講座で、今回は、植物について学びます。

 

具体的には、第一部では、デンマーク出身の著名な都市計画家ヤンゲールを取り挙げます。彼の功績を最も近くで見ていた建築家であり都市計画デザイナーの金谷氏によって語っていただき、令和の時代の都市計画を考えていく基盤といたします。

 

第二部は、JXDAの植物研究家でありガーデンデザイナとして活躍する稲谷氏に、雨水管理実践の植物について、LID構築のための植生理論を語っていただきます。

 

この研修会は、皆で学び作っていく物語「起承転結」の「起」の部分であり、今後も令和の始まりを象徴するような専門的学術内容を取り揃えて開催します。いずれも1回完結スタイル。皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 

日時:2月21日(金) 13:15~16:45 
(受付13:00~、途中休憩有)

 30名 先着順(事前申込制)

会費:1,500円(税込) 
(資料テキスト、飲料代含)

対象:一般(特に建築または造園やランドスケープ、園芸の実務経験者)

場所:岡山県ボランティア・NPO活動支援センター(ゆうあいセンター)2F 研修室1

 

第一部:「人間の街」デンマークの歩行者空間と岡山のパブリックスペース 金谷啓紀(建築家, 都市計画デザイナー)
第二部:雨水管理実践の植物に学ぶLID構築のための植生理論 稲谷順一(JXDA植物研究&ガーデンデザイナー)

・進行:小出兼久(ランドスケープアーキテクト, ASLA)

 

●スケジュール●

 

第一部:「人間の街」デンマークの歩行者空間と岡山のパブリックスペース

金谷啓紀 都市計画デザイナー

 

ヤンゲールの言葉より引用
「自動車が世の中に現れて以来、都市の課題は自動車を幸せにする事でした(中略)  自動車が2倍に増えたからといって人々の幸せが2倍にならない。むしろ問題が2倍になるという事。私の仕事は皆に染み付いたそのようなマインドセットを変える事でした」

 

講演者より
都市デザインのヒーローと言えば、ヤンゲール (Jan Gehl)である。彼は、それまでの近代社会で主流であったトップダウンな都市計画の世界とは全く逆の発想を用いて、60年代からまちづくりに取り組んでいるデンマーク出身の都市デザイナー/建築家ですが、今どれだけの方がその名と功績を知っているでしょうか。彼の「歩行者を中心としたまちづくり」には、それまでの「自動車/機械のための都市」とは逆の「人間のための都市」という思考が根元にある、そのことをデンマークにてヤンゲールの事務所にいた当時を振り返りつつ述べてみたいと思います。

 

 

第二部:雨水管理実践の植物に学ぶLID構築のための植生理論

稲谷順一 JXDA植物研究&ガーデンデザイナー

 

講演者より
JXDA LID植物生産研究所としてここ数年LID=雨の庭™構築に携わり、 LID植物「Rain Garden Plant®」による植栽実践を一般住宅や商業施設の雨の庭™などで行ってきましたが、その植栽の検証、管理と植物生育実験などの実体験を紹介いたします。自己思想哲学を含みながら、米国の事例も交えて語る予定です。おおよそ次のような内容となります。

 

 

 1、 植物と植栽DESIGNの必要性(植物のもつさまざまな特性と環境問題の緩和策)
2、 植物の根(Root System)の話
3、 Rain Garden Plant®の正しい使い方
4、 雨水管理実践から学んだ植物の話

 

 

お申し込みは

特定非営利活動法人日本ゼリスケープデザイン研究協会:
h2o.team@xeriscape-jp.orgまで

こちらの講座は申込制・先着順です。
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