ワイズスケープとJXDAのコラボプロジェクトが始動

 

2018年2月より

地域の顔となる持続可能な庭を作る

 

ワイズスケープ×JXDAによるSOP(ソップ)ガーデンプロジェクトが始まりました。「眺める」ことや「植物を愛でる」ということを主体にした日本庭園やイングリッシュガーデンの良さは認めつつも、私たちはそれらとは一線を画した庭を作ります。

 

 

持続可能な庭を作る

 

生態系を保全し、敷地に降る雨を管理し、環境に対する低負荷やエネルギー消費の削減を達成しながら、人々が生活の中で自然との触れ合いを取り戻せる持続可能な庭を作ります。それまでの庭のイメージを一新するほど新しい庭づくり。それがSOP(ソップ)ガーデンプロジェクトです。

 

 

SOP:Sence Of Place センス・オブ・プレイス

 

センス・オブ・プレイス-日本語にすると「場所の感覚」。例えば、他所へ旅行をしてきて地元へ帰って来た時、あるいは日々の通勤通学から帰ってきた時。あなたは自分の地元へ戻って来てホッとしたことがありませんか。何をもって「ああ地元へ帰ってきた」と思わせるのか。それが「場所の感覚」です。見慣れた駅前の光景、道を行く人々……。この「場所の感覚」をSOPガーデンプロジェクトは尊重し、庭のひとつひとつが地域の顔となるような、画一的でないカスタムメイドな庭づくりにより、それぞれの家族のあるいは利用者の「場所の感覚」を庭に落とし込みます。

 

 

コラボ概要

 

日本ゼリスケープデザイン研究協会(小出兼久による特別設計チーム)

株式会社ワイズスケープ(施工・植物・メンテナンスの総合チーム)

 

 

コラボによる庭の特長

・低影響、低負荷である

・生態系の保全と雨水管理が達成されている

・地域の植生を大事にしている

・建物や敷地全体と調和のとれたデザイン

・画一的ではない唯一無二のデザイン

 

 

コラボ対象地域

山陽・山陰・関西・四国

それぞれの風土と気候を大切にした東京では見られない庭づくりを行います。そのために、地元地域の専門家の意見や技術を集めました。

 

対象となる敷地

対象となる敷地は、住宅地・商業地・工業跡地・教育機関の敷地など。つまり、家庭の庭から商業開発地の緑空間や教育施設の学びの場などどこでも可能です。面積も問いません。

 

 

 

持続可能な庭を作るための5つのコンセプト

 

1.必要に応じて土壌を改良する。土壌は一般に粘土や砂で構成されているが、さまざまなパターンがある。緑豊かな庭を育てるのに適した土壌は有機質を多く含むことが求められるが、土地の肥沃さは植物の生息地ともかかわりあう。我々は庭の植物に水を与えるために水という資源を使って、庭を管理する。このため、持続可能な庭の設計プロセスとは、水の需要に基づいて植物を整理し、手間をかけられる時間と植物が受けとることのできる水量を最大化しようとするものであり、自然の中で庭を活用することである。

 

 

2.雨という天然資源の最大活用をする。水の需要に応じて植物をグループ化することで、雨水以上の灌水を必要とすることが少なくなる。通常、干ばつさえなければ、母なる自然は植物を健康に保つのに十分な水を提供してくれるものだ。また、コラボの庭ではセダム“オータムジョイ”やエキナセアのような水をあまり必要としない植物・干ばつに強い植物と水を比較的必要とする植物のゾーンを明確に分けて植え、例えば、前者は雨の庭TMの縁あるいはもっと上の高台に植えるなどの配慮がなされる。

 

 

3.多様な植物を植える。生物多様性を護る。元来自然界は多様性に満ちている。植物は、地元に生息する昆虫や鳥類、哺乳類などの野生動物と共進化する。そのことを念頭に置いて、植物の種類を絞らずに多様な植物を植える。すべての生命が依存し合う繁栄した生態系を作り出すことができる。

 

 

4.デザインと生態系保全のバランスをとる。これは、常にその地域にあった設計を心がけるということでもある。地域にあった設計とは何か。風土・気候に合った設計と植栽が必要なのは言うまでもないが、「場所の感覚」も重要である。JXDAは地域の「顔」を大事にしながら、各敷地の微気候を考慮することで、土壌も植物も健康に育つことのできる最適な方法を見付けだす。

 

 

5.マルチの利用。植物の周りにウッドチップや藁、松の樹皮などの有機マルチを敷くことで、湿気や温度を維持し、雑草を減らし、有機物を土壌に戻す。これは、庭における労働時間を緩和し、土壌からの水分蒸発も防ぐ。

 

 

まずはお気軽にお問合せください。

 

日本ゼリスケープデザイン研究協会

 

お問合せ:e-mail:h2o.team@xeriscape-jp.org

追記:問合せ先の修正2018.9.5