新刊『グリーンインフラストラクチャ―』好評発売中

日本の先駆けとしてランドスケープアーキテクチャーにおけるグリーンインフラの研究と実践をしてきた小出兼久&日本ゼリスケープデザイン研究協会による書籍が、8月22日に刊行されました。『グリーンインフラストラクチャー』(環境新聞社)は、日本で初めてのグリーンインフラについて記した書籍です。8月31日より全国書店・WEB通販などにてお求めください。ただいま、好評予約受付中。

 

※JXDAではすでに頒布開始しております。JXDAからの頒布を希望される方はこちらを参照の上、購入申込書をメールにて送付ください。

 


□Green Infrastructure

グリーンインフラストラクチャー
米国に学ぶ実践 
250p

本体価格3500円(税・送料別)

発行:環境新聞社

※書影のリンク先はアマゾンです。

 

 

書籍より抜粋

 

はじめに

清潔な水はどこから来るのだろうかと考える人は、ユーザーにとって安全で持続可能な水供給を実現し維持するというインフラの重要な役割を認識していると思われる。 

今日、私たちは水の供給と管理に関連するシステムとその影響について、都市部での水源保護から雨水管理まで、あるいは、洪水緩和から効果的な水処理方法まで、かなりの知識を持っている。そして、水管理インフラの机上には、さらに多くの選択肢がある。増加した代替案の一部には、性能指標やコスト効率などの検討を含めた、グリーンインフラストラクチャー(グリーンインフラ)に関連した会話や行動が含まれている。  

グリーンインフラは「生態系の価値と機能を保全し、人々に関連した利益をもたらすための自然の土地、作業風景、あるいは、広場によるネットワークの戦略的利用」である。 

他方ブルーグリーンインフラは、排水を処理する雨の庭TMや葦の原のような装置を記述するために、グリーンインフラと互換的に使用される。グリーンインフラは、水を処理施設に運んで処理するのではなく、降った場所で集めて処理するためのものであり、一般的に言って、分散化されている。 

また、グレーインフラとは、水処理場や汚水処理場、パイプライン、貯水池などの水資源のための人工的なインフラを指す言葉である。グレーインフラは通常、水管理に集中的な手法をとった構成要素一式を指している。 

グリーンインフラの用語は、低影響開発(LID)のコンテクストでも使用できる。都市は不確実な未来に直面している。気候変動という大規模な介入から小規模な富栄養化まで、下水道と自動車輸送、浸水性舗装とブルールーフ(水管理屋根)、壁面緑化、さらには樹木のキャノピーの扱いなど、将来の都市の姿には、現在の姿を大きく変えた異なるものが求められるのではないだろうか。  

本書は、都市でのより良い生き方を探るために、グリーンインフラの実践をその価値評価を元に再考するものである。グリーンインフラは公園や広場、道路などと関連付けて「都市の生態系」をどのように創造するかを示す。都市森林や道路、広場、水路は、より健全で安全で豊かな都市をつくるのに役立つものである。これらのグリーンインフラでできた都市は気候変動に対してより強力なレジリエンス(回復力)を持つであろう。しかし、このビジョンを実現するためには、グリーンインフラが都市基盤と都市環境の計画設計において、より大きな役割を果たす必要がある。 本書はグリーンインフラの米国における事例を紹介している。これがグリーンインフラに対する理解を促進する契機となれば幸甚である。

 

 

『グリーンインフラストラクチャー』お申し込みの注意点

1.書籍は3500円本体価格(税・送料別)となりますので、購入時には、税と送料が別途かかります。

2.購入申込書にご記入ください。ご入金の確認後、発送します。
 

1冊の場合8%税・送料等込で合計4000円となります(消費税の10%は10月1日から4030円に変更)

2冊以上の場合は、こちらから税金と送料込みの金額を返信いたしますのでその後にご入金ください。

 

 

発送方法
1冊:スマートレター(180円)
2冊:レターパックライト(360円)
3冊以上:ゆうメールや宅急便コンパクト、レターパック+など冊数に応じて一番適切な方法にてお届けします。

 

 

JXDAのLID資料をお求めの場合
1.基本的に発送方法はスマートレターですが、書籍と同梱の場合は、状況に応じて適切な方法にて発送します。